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コーヒーミルの選び方とコツ 初心者編

カリタナイスカットミル

コーヒーミルとは

コーヒーミルの選び方とコツ

コーヒーミルとは、コーヒー豆を挽く(粉にする、粉砕する)器具のことです。
手動タイプ、電動タイプ、カッティングタイプ、グラインドタイプ、筒型などがあります。

それでは、コーヒーミルの選び方とコツを、よくお客さんから聞かれる質問と共にお答えしていきたいと思います。


Q1: 手動式コーヒーミルと電動式コーヒーミル、どちらがいいですか?
Q2: 電動式コーヒーミルは熱を持つのでコーヒーに悪いのでは?
Q3: 今使用している手動式コーヒーミルが細かく挽けないのですが?
Q4: 挽いた珈琲豆の粉にばらつきがあります。刃がダメになったのでしょうか?
Q5: 家で珈琲豆を挽くと豆の皮の様な物が混じります。缶入りの挽き豆はとても綺麗なのですが。
Q6: 手動式コーヒーミルが欲しいのですが、どれを選んでいいかわかりません。
■日本で販売されているコーヒーミルの特徴と評価

 

Q1: 手動式コーヒーミルと電動式コーヒーミル、どちらがいいですか?

or

A: 性能上はどちらでも大丈夫ですよ。
考えるべAきは、コーヒーの楽しみ方、時間、コーヒーミルの価格のバランスでしょうかね。

コーヒーと時間をじっくり楽しみたい方は手動式コーヒーミルでもいいと思います。が、、はっきり言って毎日、毎回になると面倒ですよ(笑)

  手動式コーヒーミルの方がいいんだっ!

初め、多くの方はこのように言います・・・私もその一人でした。

  電動式コーヒーミルにすればよかった・・・

きっと、8回目ぐらいからこの言葉に変わりますよ(笑)

あえて手動ミルを非難するわけじゃないですが、いつもいつもコーヒーを飲む前に手でガリガリゴリゴリ・・・正直疲れてしまうんですよね。
そして、ここからが一番の問題なのですが、珈琲豆が引っかかる・・・

深煎りの珈琲豆だと、表面に油が出ているのは知っていますよね??・・・このコーヒーの油が、問題児。

コーヒーミルの中で珈琲豆同士が引っ付いたり、引っかかったりするんですよ。
これでミルが空回り・・・ちょっと、イライラしつつ、ミルごと持ち上げて「ガンッ」「ガンッ」「ガンッ」
コーヒーミルの中の引っ付いた豆や引っかかった珈琲豆を落とそうと、机にぶつけたりします(笑)
時には、箸などでつつきます・・・。
それでも落ちなくて、悪戦苦闘。

  仕事の合間にちょっと一息、コーヒーでも・・・

  午後のゆったりした時間を、コーヒーと共に満喫・・・

はい、無理。・・・それは、CMの世界。
優雅な雰囲気は、コーヒーミルを机にぶつける音と、つつく用の箸を無意識的に横に置いている自分に気付いた時に、悲しくも終わります。

まぁ実際、私も初めは手動式コーヒーミルを買ってしまいましたが、、でもね、我慢できたのは6ヶ月ぐらい・・・

  も〜っ、やってらんね〜

って、カリタのナイスカットミルを新しく買いました。


まぁまぁ6ヶ月でも自分ではよく頑張ったほうだと思ってます。
お金が無くて、新しい電動ミルが買えなかったのがほんとの大きな要因ですが・・・。

さあ、あなたは手動ミルと電動式コーヒーミルどっちにします?
手間とお金のバランスですよ。

注:ちなみに引っかかりにくい手動式コーヒーミルもあることにはあるのですが、少々値段が張ります。この世はお金なんですかね・・・




Q2: 電動式コーヒーミルは熱を持つのでコーヒーに悪いのでは?

A: そんなに気にすることはないと思いますよ。
家庭で1回に30g〜100gぐらい挽く程度ならほとんど影響ありません。

コーヒーミル自体の最大粉砕量(粉砕時間)にもよりますが、規定より珈琲豆が多かったり、連続で何度も使用するなどの場合は熱の発生は考えられますので注意してください。

手動ミルの場合でも、ものすごい勢いでハンドルを回すと熱は発生します。プラス、疲れます(笑)

たまにこのような人を見かけます、というか、私の友人がそうでした(笑)
そんなに勢いよくガリガリしなくても、コーヒーは挽けますのでご心配なく。
コーヒーに優しく接してあげてくださいね。

ただし、どうしても電動式コーヒーミルの熱発生が気になるぐらいならやめましょう。(嗜好品の鉄則です)
手動式コーヒーミルの方が挽いてる時の楽しさはありますので、根気がある方には手動式コーヒーミルをオススメしますよ。




Q3: 今使用している手動式コーヒーミルが細かく挽けないのですが?

A: 手動ミルには必ず粒度の調節ネジが付いてますので、それをまず確認してください。
メーカーによってミルの形は違いますが、ほとんどの場合ハンドルの付け根部分にあります。

カリタコーヒーミル

コーヒーミルのハンドルネジ部分。ここを確認してみて下さい。

コーヒーミルのハンドルを取り外し(ザッセンハウスはハンドルを取り外さなくてもできます)ネジを調節してください。
長期間使用していたり、何かのはずみで調節ネジがゆるみ、粉の粗さが変わってしまうこともありますので、まずはそこを確認してみてください。

余談ですが、
中国国内でコーヒーミルを選ぶ場合は、安物のコーヒーミルだと粉の粗さが変わらないものがありますので注意して下さい。


Q4: 挽いた珈琲豆の粉にばらつきがあります。刃がダメになったのでしょうか?

カリタコーヒーミル

A: コーヒーミルの刃がダメになった可能性もありますが、コーヒーミルの刃はそうそう簡単にダメになったりしません。(相当の安物でない限りは…ですが)
上記にも書いたことですが、まず一番目に、コーヒーミルのハンドル部分のネジがゆるんでいないかを確認してみてください。長期間使用していて、ハンドル部分のネジがゆるんでいることもありました。一度確認してみてください。



Q: 細挽き、中挽き、粗挽きの目安

コーヒー豆の挽き方/おいしいコーヒーのコツ
   細挽き       中挽き      粗挽き

A: コーヒーミルは刃と刃の隙間を調節して挽きの粒度を変えます。
粗挽きは刃と刃の隙間が広く、細挽きは刃と刃の隙間が狭いということになります。
珈琲豆はある程度の硬さを持っているので、挽く瞬間に砕けます。
その砕けた破片が刃と刃の隙間を通っていくので、その隙間の分だけある程度均一に挽けます。


このミキサータイプの電動コーヒーミルは、均一に挽くことができないためオススメしません。

粉が砕けたときにその隙間よりも細かい破片となるものも必ず出てくるので、それが不均一に見えるコーヒーの粉となってしまうんです。なので、粗挽きの方が粉が通れる隙間が大きく、その分だけ細かい粉が通っていくために不均一に見え、細挽きは隙間が狭いため比較的綺麗に揃って見えます。これはどんな高性能コーヒーミルを使用しても同じ事が言えます。(メーカーによっても粒度に若干の違いがあります)

もし、上記以外の理由で、粉のばらつきがあるということなら、刃の問題も考えられますので、刃を替えることを検討して下さい。






Q5: 家で珈琲豆を挽くと豆の皮の様な物が混じります。缶入りの挽き豆はとても綺麗なのですが。

A: これは珈琲豆の切れ目の入った部分(センターライン)にある薄皮です。
大手の缶詰コーヒーは、工場で挽く時に、エアーや静電気を使って飛ばしています。

そんなに気にしなくていいのですが、もし気になってしょうがないと言う方は、、

1 珈琲豆を粗挽きにして、この薄皮を吹き飛ばします。
2 もう一度そのコーヒーの粉をミルで挽いて下さい。

薄皮が多すぎる場合は別としても、「フッ」「フッ」「フッ」と息で飛ばすぐらいで十分です。



最近はチャフを飛ばすために、カメラ用のブロアーを使っています。




Q6: 手動式コーヒーミルが欲しいのですが、どれを選んでいいかわかりません。

A: 注意点としては一点だけ、粉を入れるところに蓋があるかどうかです。

カリタコーヒーミル

上記の写真は蓋のないコーヒーミルになります。
蓋がないコーヒーミルだと、コーヒー豆をガリガリ挽いているときに豆が飛び散るので、挽くときには注意をして下さい。



こちらが蓋のあるコーヒーミル。このような蓋がついていると、コーヒー豆をガリガリ挽いているとき豆が飛び散りません。

コーヒーミルは大は小を兼ねます。
大きめで重さのあるコーヒーミルは、挽いている時の安定感もよく、ハンドルの長さと大きさがそのまま挽き易さに繋がります。ただ、問題は、置く場所と価格ですね。
喫茶店などにあるアンティーク風のコーヒーミルは、雰囲気もよくてカッコイイですよね。

では、小さめのコーヒーミルのメリットとデメリットですが、小さいコーヒーミルは、力が必要になります。ですので、煎りの浅いコーヒー豆だと、女性では使いにくく感じることもあります。
小さいコーヒーミルは、アウトドアでも使えるサイズもあるので、持って移動したり、置く場所がない方にはオススメです。ただ、上記にも書いた通り、大きめのコーヒーミルと比べると挽くときに少し力が必要です
デザイン的に好きなコーヒーミルは、ポーレックス セラミックコーヒーミルがあり、
私も持っています。

最後に、日本で購入する場合であれば、そんなに難しく考える必要はないので、見た目(デザイン)で気に入ったものを選んで大丈夫です。ただ、できるだけ蓋がついているコーヒーミルを選んで下さいね。





■日本で販売されているコーヒーミルの特徴と評価

家庭でおいしいコーヒーを楽しむためには、コーヒーミルは必須です。
コーヒーミルは安いものではないですが、
コーヒーミルがひとつ加わるだけでコーヒーライフは格段に豊かになります。

コーヒー豆は、焙煎したての新鮮なものを手に入れることが重要で、
できれば粉の状態ではなく豆の状態で保存して、ドリップする前にコーヒーミルで粉にすることが一番です。
コーヒーのおいしさの違いは、粉にされてから時間の経過してしまったコーヒー豆と、豆のままで保存してドリップする前に粉にした挽き立てのコーヒー豆とでは、雲泥の差です。

安いコーヒーミルでもないよりマシですので、コーヒーミルは、できたら一台持っておくことをオススメします。
その買い物が、これからのあなたのコーヒーライフを変えるものとなりますよ♪

コーヒーミル比較
  手動式コーヒーミル 電動式コーヒーミル
  Kalitaカリタ
ミニミル
ポーレックス
セラミックミル
Kalitaカッター式
コーヒーミル
Kalitaカリタ
ナイスカットミル
 
価格 安い 安い 安い 高い
サイズ 小さい 小さい 小さい 大きい
豆容量 約50g 約30g 約40g ホッパー200g
粉受100g
機能性
粉の均一さ
耐久性 ◎※1
使い易さ
汎用性
補足 アンティーク調で見た目が素敵。ただ蓋がないので、ゴリゴリ挽いているときにコーヒー豆が散らばります。 アウトドア用コーヒーミル。手軽に使えて掃除も楽チン。収納場所も選ばず、私はたまの出張時に携帯しています。

電動コーヒーミルの中で一番安価。コーヒー粉の粗さを時間で調整するタイプなので、粉を均一にするためには慣れが必要

業務用コーヒーミルが家庭用になったもの。今後数十年コーヒーを楽しもうと思っているならオススメします。

※1 カリタナイスカットミルにはカリタ・ナイスカットミル用替え刃があります。

 

 

Q7:家庭用コーヒーミルで一番のオススメは?

私の一番のオススメ、それは上記でも触れていますが、カリタのナイスカットミルです。

カリタナイスカットミルお手入れ

カリタのナイスカットミルは、粉の粗さ調整がダイヤルで15段階選べます。

カリタのナイスカットミルは、業務用コーヒーミルが小型化したものです。耐久性もあり、ご家庭でも長く使用できます。お手入れが簡単にできることも、ナイスカットミルのメリットです。もし刃が摩耗したときには、専用の替刃もありますので、将来的に長く使えるコーヒーミルです。

もちろん価格面では、手動式コーヒーミルが3000円程度であることを考えると、ナイスカットミルは安くても15000円ほどしますので、価格面だけで比べてしまうとどうしても高く感じますが、耐久性や使用感、器具にあった粉の粗さが15段階から選べる機能は、コーヒーの世界をより楽しく広げてくれます。

例えば、ペーパードリップですっきり飲みたいから今日は中挽きにしよう、フレンチプレスでオイル感を楽しみたいから今日は中粗挽きにしよう、エスプレッソみたいに濃いコーヒーを作りたいから今日は細挽きで試してみよう…などなど、この先数十年、コーヒーを飲み続けていきたいと思っている方には、ナイスカットミルは自信を持ってオススメします。

コーヒーの楽しみを、より一層広げてくれるコーヒーミル

そう考えると、コーヒー好きにはぜひ持っていてほしい一台です。

 

カリタナイスカットミル カスタマーレビュー

ナイスカットミル大変満足してます 2014/1/6
静電気のことがよく書かれておりますが
私はさほど気になりません
逆に豆の薄皮が静電気に吸い寄せられるのでラッキーです。

ナイスカットミルじっくり珈琲を楽しみたいならオススメです 2011/2/1
静最初はプロペラ式のミルを購入したのですが、挽きたての香りの良さに満足してました。次にちょっと勉強して、手挽きミルを試したのですが、意外と時間がかかるし、何気に疲れるので結局プロペラミルばかり使ってました。
プロペラミルは価格も安いし、手軽ですが、均一に豆が挽けないというミルとしては致命的な弱点があるそうです。そこで、思い切って珈琲豆屋さんが勧めてくれたナイスカットミルを購入。静電気…

ナイスカットミル性能はトップクラスです 2007/12/9
業務用を小型化したというだけあって、豆が均一に挽け非常に高性能です。
ホッパーも取り外しが容易で洗いやすいし、カッター部分の手入れも比較的容易です。
刃は歯ブラシ等で、微粉を落とした後に掃除機で吸い取るか、OA機器用のエアダスターで吹き飛ばすときれいになります。…

(Amazonカスタマーレビュー)

 

おいしい珈琲豆をお届け

■ コーヒーの保存方法
コーヒー豆の保存方法は、冷蔵庫(長期保存なら冷凍庫)をオススメしています。
★粉の場合なら、2〜3週間
★豆のままなら、1〜2ヶ月
注:おいしく飲める期間は焙煎方法や焙煎度合いによっても異なります
珈琲豆の保存瓶はひとつあると便利です
あると便利なコーヒー豆保存瓶














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