ナイスカットミルの手入れと替刃
ナイスカットミルのお手入れ方法
カリタのナイスカットミルは、業務用コーヒーミルの性能はそのままに家庭用に小型化したものです。ですので性能は家庭で使用するには十分で、喫茶店でも使われているところはよく見かけます。
ただ、ずっと使っていると、コーヒーミルの刃が刃に粉が詰まったり、摩耗したりするので、お手入れが必要になります。
そこで、このページでは、カリタのナイスカットミルのお手入れ方法を、下記の図Aに沿って、写真で紹介していきたいと思います。
図A:ナイスカットミルの内部構造はこんな感じです。これを参照しならがナイスカットミルを分解できます。
上記の写真は、軸受Hを外し、回転カッターEが見えている状態です。 (ナイスカットミルの部品名称は図Aを参照して下さい。)
上記の写真は、回転カッターEです。ここにもコーヒーの粉がびっしり詰まっています。
(ナイスカットミルの部品名称は図Aを参照して下さい。)
上記の写真は、回転カッターEとスプリングMを外し、内部の刃が見えている状態です。
(ナイスカットミルの部品名称は図Aを参照して下さい。)
写真からもわかる通り、ずいぶんコーヒーの粉が詰まっているのがわかります。コーヒーミルを長い間使用していると、この内部の刃に粉が詰まり、刃の切れ味がわるくなってきますので、定期的に掃除などのお手入れをしてあげる必要があります。
上記の写真は、ナイスカットミルの内部刃を歯ブラシや爪楊枝などでコーヒー粉を取り除き、掃除機でサッと吸い取り、きれいに掃除した後の写真です。見てわかるぐらいにとてもきれいになりました。
最後に、この図に沿って組み立てを行なって下さい。
これでナイスカットミルのお手入れは終了です。
ナイスカットミルの替刃 刃の交換
もし、ナイスカットミルのお手入れをしても、コーヒー粉が粗かったり、細かかったりして、均一に挽けない場合には、内部刃が摩耗している可能性があるので、刃を交換してください(昔は4000円ほどで販売されていましたが、今は5000円ほどで購入できます。)
ナイスカットミルを長く使用していると、刃もだんだん甘くなってきます。内部刃を替えると、粉の均一さもきれいに合い、コーヒーの香りや味わいも格段によくなります。
コーヒー粉の粗さは、下記図を参照して器具にあった粉の粗さにして下さい。
濃いコーヒーがお好きな方は細挽き、サッパリした味がお好きな方は粗挽き、
バランスの良いのがお好きな方は中挽き、というようにお好みの味に応じて挽き方を調節して下さい。
(器具にあった基本的な挽き方は下記の通りですが、大切なのは自分の好みを知り作ることです)
挽き方 |
細挽き |
中細挽き |
中挽き |
中粗挽き |
粗挽き |
抽出方法 |
エスプレッソ
水出しコーヒー
ダッチコーヒー
ベトナムフィルター
ベトナムコーヒー |
ペーパードリップ
ペーパーフィルター
コーヒーメーカー
サイフォン
ネルドリップ
ネルフィルター |
ペーパードリップ
ペーパーフィルター
コーヒーメーカー
サイフォン
ネルドリップ
ネルフィルター |
コーヒープレス
フレンチプレス |
コーヒープレス
フレンチプレス
パーコレータ |
カリタナイスカットミルには、ナイスカットミル専用の替え刃がありますので、間違えないようにしてください。
自分では取り付けができないと不安に思われる方は、別途3000円が必要になりますが、カリタ本社に修理をお願いすることができます。
カリタ電話番号 045-440-6400
詳しくは、カリタナイスカットミル部品をご確認下さい。
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Kalita ナイスカットミル カッターセット
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