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おいしいコーヒーの淹れ方/カリタドリップ

ハリオドリッパーを使用していますが、ペーパードリップの参考になります。【中挽き編】




コーヒードリップに使用するコーヒー器具

カリタドリッパー
 
Kalitaカリタ 陶器製コーヒードリッパー
陶器のコーヒードリッパーは割れてしまったりするのでつけなければいけませんが、
ドリップするときのお湯の温度を保持してくれるのが良いのでオススメです。


カリタペーパーフィルター

Kalitaカリタ ペーパーフィルター 102濾紙 100枚入
ペーパーフィルターは、ドリッパーサイズと同じものを使用して下さい。


カリタガラスサーバー

Kalitaカリタ 500ccサーバー【102ドリッパー用/電子レンジ可】
1〜2人用のコーヒーをつくるときには、500ccのコーヒーサーバーで大丈夫です。※一人分の目安は、120cc〜140ccです。


ドリップコーヒーポット

Kalitaカリタ 細口コーヒーポット 700cc
プロも使用しているステンレス製細口ポット。ドリップポットを選ぶときのポイントは、ポットの口先が鶴口になっていること。ポットの口先が鶴口になっていれば、お湯の調整がしやすく、おいしいコーヒー淹れることができます。逆に、ポットの口がヤカンのように大きければ、ドバドバしたお湯を注ぐことになってしまいコーヒーが雑な味になってしまいます。(コーヒーポット選びはこのページの下記も参照)




おいしいコーヒーの淹れ方/ハンドドリップ6つの手順

@ 【ペーパーフィルターをドリッパーにセット】

←ペーパーフィルターの圧着部分に沿って互い違いに折り曲げる



A 【人数分の粉を計量】

人数分のコーヒー粉を入れ、粉表面を平らにならす。
(コーヒー粉の目安は表参照)


⇒ ペーパーフィルター用の粉の粗さ(粒度)は、中挽きか中細挽き


B 【1回目の注湯】 お湯の温度は80〜90度

中央から粉全体に行き渡るほどのお湯を注ぎ2030秒蒸らす。
(新鮮な豆を使用すれば、表面がハンバーグ上に膨らむ)

⇒ 最初のお湯を注ぐポイントは、「粉に乗せるように」注ぐこと


C 【2回目の注湯】

『の』の字を描くように中心から外側へ、そして、最後には中心に戻る。

⇒ 粉の外側ギリギリまではかけないこと
⇒ お湯を注ぐときのイメージは『の』字を描く、または渦巻状に


D 【3回目の注湯】

表面が少し凹んできたところで、3回目の注湯。
3回目以降の注湯は、CDの作業を繰り返す


E 【人数分の量まで抽出したら、ドリッパーを外す】

ドリッパー内にお湯が残っている状態で抽出を終了する。

⇒ 最後まで出し切ってしまうと、雑味やアクがでるので注意


丸いメジャーカップ(計量スプーン)

人数

珈琲豆・粉

抽出量目安

1人

1杯半 15gほど

120〜150cc

2人

2杯 20gほど

300ccぐらい

3人

3杯 30gほど

450ccぐらい

4人

3杯半

三角のメジャーカップル(計量スプーン)

人数

珈琲豆・粉

抽出量目安

1人

2杯 15gほど

120〜150cc

2人

3杯 20gほど

300ccぐらい

3人

4杯 30gほど

450ccぐらい

4人

5杯

注:上記は目安です。濃度や量は、お好みで調節してください。

濃ければ粉の量を減らし、薄ければ粉の量を増やすなど


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コーヒーの淹れ方 8つの質問


Q1 コーヒーを淹れるときの注意点ってありますか?

A まずはどんな珈琲液を作りたいのかを決めます。
なので、自分がどんな味が好きなのかを知り、その味が作れる豆と道具を揃えることです。

例えば、ブラックでもおいしい透明感のある珈琲液にしたいのであれば、
珈琲粉をできるだけ動かさないようにお湯を静かにかけてあげることです。

珈琲粉を動かしてしまうと珈琲液に濁りが出てしまい、
時間が経つと珈琲液の味が悪くなる原因になりますので。

逆に、ミルクと合う珈琲液を作りたいなら、意図的に濁り成分を抽出するため、
コーヒーポットを上下に動かしながら、お湯のかけていくことです。
⇒ 珈琲液の濁りについては、松屋式ドリップを参照


松屋式ドリップ動画:
珈琲液の濁りを作る場合は、動画の1分57秒からコーヒーポットを上下に動かし抽出します。




Q2 コーヒーを淹れるときのお湯の温度はなんですか?

A 珈琲店によってさまざまですが、
珈琲を淹れるときの温度を平均すると80〜90度が多くなります。

もちろん、80度で淹れた珈琲液と、90度で淹れた珈琲液とは味は異なります。
そして、80〜90度以外で淹れた珈琲が悪いわけではありません。

水出し珈琲では水で抽出をするように、
なぜその温度のお湯を使うのかには淹れ方によってそれぞれ理由があります。

考えなければいけないのは、
最終的にどのような珈琲液を作りたいかが大切なので、
最終的に作りたい珈琲液によっても、どの温度が適温かは変わってきます。

珈琲の味の違いを知りたい方は、珈琲教室をオススメします。
温度を変えての飲み比べも行っています。



Q3 珈琲豆を選ぶときのポイントはなんですか?

A 下記の珈琲豆の写真を見ていただいてもわかりますが、
まずは焙煎の度合いを見極めること。
焙煎が浅ければ珈琲豆は明るい色をしていますし、
焙煎が深ければ珈琲豆は黒に近いような色になっています。

焙煎度合いの傾向として、
浅煎りでは酸味が際立ち、深煎りでは苦味が際立ちます。
中煎りでは酸味と苦味がある中庸な味になります。

この焙煎度合いのあとに、
珈琲産地(ブラジルやコロンビア、モカなど)の味がついてきます。


色が濃い豆は苦味が強く、色が薄い豆は酸味が強くなります



Q4 ペーパーフィルターのときは挽き方はなんですか?

A ペーパーフィルターでコーヒーを淹れるときには中挽き、もしくは中細挽きです。
珈琲粉が細かすぎる場合には、ペーパーフィルターの目が詰まってしまい、
抽出オーバーになってしまいますのでご注意下さい。

コーヒーの淹れ方の応用として、
珈琲豆を粗挽きし、通常使う珈琲粉の量の倍を使い、
コーヒーを淹れてもまたおいしくなりますのでお試しください。
⇒ 中挽きの粉の粗さはこの程度です。




Q5 コーヒーメーカー用は挽き方はなんですか?

A コーヒーメーカーでコーヒーを作るときには、中挽き、もしくは中細挽きです。
コーヒーメーカーでは基本的にペーパーフィルターを使用するため、中挽きか中細挽きです。
珈琲粉が細かすぎる場合には、ペーパーフィルターの目が詰まってしまい、
抽出オーバーになってしまいますのでご注意下さい。

コーヒーの淹れ方の応用として、珈琲豆を粗挽きし通常使う珈琲粉の量の倍を使い、
コーヒーを淹れてもまたおいしくなりますのでお試しくださいね。
⇒ 器具に合った珈琲豆の挽き方はこちら



Q6 コーヒーミルはどんなものを選び方べばいいですか?

A コーヒーミルの選び方には、いくつか考えてほしい点があります。

手動式コーヒーミルと電動式コーヒーミルどちらにするのか、
手軽なコーヒーミルを求めるのか、専門店レベルを求めるのか、
価格も安価なものから少々値の張るコーヒーミルがあります。

詳しくは下記もご参照下さい。
⇒ コーヒーミルの選び方を比較表にまとめました。



Q7 濃い珈琲を作る(淹れる)ときのポイントはありますか?

A 濃い珈琲を作るときのポイントにはいくつかあります。

・珈琲粉の量を多くする
・珈琲液の抽出量を少なくする
・珈琲粉の粗さを細かくする
・お湯の温度を高くする(濃いというよりも強い味、とがる味、舌に残る味)
・お湯をゆっくりかける(ドリップポットから出すお湯の量を細くする)

淹れ方の方法は色々ありますので、どれがいいのかは、
最終的にどんなコーヒー液を作りたいのかに関係します⇒ここでは濃い珈琲を作ることですね。。



Q8 コーヒーのドリップポットはどのようなものを選べばいいですか?

コーヒーを淹れるときに使うドリップポットの選び方のポイントとしては、、
お湯の出る口が「鶴口」になっていることです。あとは持ちやすい形状になっているものでしょうか。
鶴口になっていることで、お湯の量の調節がやりやすくなり細くすることができます。

口先が鶴口になってコーヒーポット

コーヒーを淹れるときに、口の大きなヤカンなどではお湯がドバドバ出てしまい、
結果的に珈琲粉が動いてしまうため、雑で濁り成分も多く抽出された珈琲液になってしまいます。

見た目も大切ですが、この点は押さえてドリップポットを選びたいところですね。



■コーヒーを淹れる器具の比較、検証


カリタ細口コーヒーポット1.2L/価格 5,210円 (税込) 送料込
珈琲専門店でも使われているカリタのコーヒーポット。アルトコーヒーの珈琲教室でも良く使っているタイプです。このカリタのコーヒーポットであれば中国在住の方ならアルトコーヒーで買ったほうが安いです(笑)あとは個人的な好みになりますが、持ち手が下記のようなコーヒーポットよりも、カリタの持ち手のようにシャープになっているもののほうが扱いやすいです。コーヒーポットに使い慣れることが一番大切なことですが、持ち手のあり方はかなり重要な部分ですよ。コーヒーポットを検討するときには気をつけて下さいね。




ステンレスコーヒーポット 電磁ポット1.3L/価格 6,000円 (税込 6,480 円) 送料込
珈琲専門店でも一番良く見るタイプのコーヒーポットです。口先が鶴口になって大きさは1Lあります。使いやすさも十分です。ただ1つだけ考えるところとしては持ち手の部分ですね。このような持ち手が握りやすいグリップになっているコーヒーポットを選ぶのか、もっとシャープな持ち手選ぶのか…それはお好みでいいと思います。



野田琺瑯 月兎印 スリムポット 1.2リットル (ホワイト)/価格 3,200円 (税込 3,456 円) 送料別
野田琺瑯のコーヒーポット月兎印。そこそこ細くお湯を出すことも可能で、見た目もカワイイコーヒーポット^^家庭用としては十分に使えるもので、キッチンに置いておいても素敵ですよね♪




フィーノ ウッドコーヒードリップポット 1.2L/価格 5,180円 (税込 5,594 円) 送料別
口先が鶴口になっていますが、持ち手のこの角度はハッキリ言って使い難いです。完全に手首でお湯の角度を調製するので、慣れるまでは大変です。あと、ポットの先から持ち手のところまでの距離が長いため、持ち手の角度を少し変えただけでも口先の角度は大きく変わります。基本的条件を満たしているようなコーヒーポットでも、使い難いものがあるので注意が必要です。




コーヒーポット/価格 2,400円 (税込 2,592 円) 送料別
カワイイですが、おいしい味を作るコーヒーポットとしては使い方が難しくなります。
その理由は、ポットの先が鶴口になっすごーくていないことです。
この形状ではお湯を細く出すことが難しくなります。
キッチンが素敵になりますので、見た目だけで選ぶというのもありなんですけどね^^




倉敷意匠計画室 琺瑯コーヒーポット(白)/価格 5,400円 (税込 5,832 円) 送料別
琺瑯好きにはたまらないコーヒーポット。見た目重視な方にはオススメ^^コーヒーを淹れるときに適しているかについては口先の大きさ、カットの角度を見ると適していません。でも、見た目だけで十分気持ちは満足させてくれそうですよね…



おいしい珈琲豆をお届け


■ コーヒーの保存方法

珈琲豆の保存方法は、冷蔵庫(長期保存なら冷凍庫)をオススメしています。
★粉の場合なら、2〜3週間
★豆のままなら、1〜2ヶ月
注:おいしく飲める期間は焙煎方法や焙煎度合いによっても異なります

珈琲豆の保存瓶はひとつあると便利です

あると便利な珈琲豆保存瓶
コーヒーの保存方法


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