|
「きみきみ、、やっぱりブルマン(ブルーマウンテンはうまいね〜」
「・・・で、ですね、、部長」
「私はねぇ、昔っからブルーマウンテンか、モカしか飲まないんだよ。
だってねきみ、、最高の味と言えばブルマンだよブルマン。
他のはねぇ、安いし味がなってないんだよ、、わかるかね、きみ・・・」
「はい、まぁ・・・」(ハァ〜)
あなたはこんな事言ってませんか?
では、あなたの周り、、こんな方いませんか?
「あっ!」と思ったあなた!、ご注意ください。。
あなたは、コーヒーを頭で味わっていないでしょうか?
もし、、頭で味わっているのなら、
これは警告です!!
今すぐ、やめなさいっ!!
って言っても、そんな人には伝わらないんだろうけど・・・(涙)
初めに言っておきますが、私はブルーマウンテンやモカを否定している訳ではありません。
そして、ブルーマウンテン、モカが好きな方を否定している訳でもないです。
これは、まぁ、、コーヒーだけに限ったことではないですが・・・
いわゆる”知ったかブリブリ族”の皆様・・・
プロに対して”知ったかブリ”をすると、、簡単に見破られますのでお気をつけ下さい。
知らないところで恥をかくのはあなたですよ。
”知ったかブリ”するなら、素人さんに対してしましょう(笑)
コーヒーをこのように捉えていると『おいしいコーヒー』には巡り会えませんし、コーヒーの本当の楽しさをしることはないでしょう・・・。確実に。
口で味わうべきものを、頭で味わう
そんな面倒なことをする必要はありませんよね?
こんなことできるのは、ある意味器用なのかもしれませんが・・・
って、すいません。
昔を思い出して、ついついイヤミっぽく言ってしまいました。。
ただ、もっと純粋にコーヒーを楽しんでほしいんです。
コーヒーには、色々なものがあります。
品種があり、味があり、捉え方があり、飲み方がある。
多くの過程を経て、そのカップ一杯のコーヒーになるのです。
その一つ一つの工程が、もし違えば、また新しい味が生まれるんです。
コーヒーは、それだけ多くの可能性を持っているんです。
それを、やれ「ブルーマウンテンだ」「やれモカだ」の一つに決め付けてしまう必要はないのではないでしょうか。
自分から世界を狭くするなんて、ほんとにもったいないと思ってしまいます。
自分に正直なおいしさを感じてほしいと思います。
自分に正直なおいしさを大切にしてほしいのです。
銘柄にこだわるのではなく、ブランドにこだわるのではなく、今あなたの目の前にあるカップ1杯のコーヒー、手に取ったコーヒー、、そのコーヒーに対してに、あなたがどう思うか、何を感じるか、、これが一番大切なんです。
味に答えはありません。
味に絶対はありません。
たくさんの形があり、たくさんの捉え方がある。
だって、そもそも珈琲は嗜好品なのですから、自分のスタイルを楽しみましょうよ。
ブルーマウンテンだからおいしい、モカだからおいしい、○○だからおいしい、、、そんなこと言う必要はありません。
なんでも「〇〇だから・・・」と言っていては、”本当のおいしさ”には何年、いや何十年かかっても巡り会えないでしょう。
そろそろ、コーヒーを頭で味わうのではなく、本来の口で味わいませんか?
そうすれば、きっとあなたの”おいしさ”が見つかります。
コーヒーを、もっと素直に楽しんでください。
私の願いです。
|
|