「守破離(しゅはり)」真似をする方法
「守破離(しゅはり)」とは、
能楽を確立した世阿弥の教えです。
初めは言われたことをそのままに守り、
次にその基本を破り(応用し)、
最後は師から離れる(一人立ちする)。
これはプロになるための成長過程を表します。
■『守』
最初の段階では、師の教えを守っていきます。
できるだけ多くの話を聞き、師の行動を見習って、
師の価値観を自分のものにしていきます。
学ぶ人は、疑問を抱くことなく忠実に教えを守ります。
そして、師が「疑問に対して自分で考えろ」と
言うことが多くなったら次の段階に移っていきます。
■『破』
次の段階では、師の教えを守るだけではなく、
破る行為をしてみます。
師から学んだ教えを自分独自に工夫して、
師の教えになかった方法を試してみます。
自分独自の実践と検証を繰り返しながら、
応用できる技術を生み出していきます。
■『離』
最後の段階では、師のもとから離れて、
自分自身で学んだ内容を発展させ、
自分をより確立させていきます。
師から何かを学び始めてから、
一人立ちしていくまでに、
人は『守』『破』『離』を、
段階的を進んでいきます。
『守』を抜かし、
いきなりに『破』『離』をやってしまうと、
やがて壁にぶつかります。
『守』がしっかりできる人間であれば、
基本ができているので、
壁(問題)が出てきたときには、
自分の力で解決することができます。
ですが、『守』ができない人間は、
基本が理解できていないため、
問題を自分で解決する能力がなく、
間違った方向に進んでしまったり、
諦めてしまいます。
これまでのスタッフを見ても、
『守』ができない人間は、
1を理解する前に、
2をしてしまいます。
2を理解する前に、
3がしたくなります。
結果として1も2も3も中途半端になり、
『守』を理解する前に離れてしまい、
なんとか独立したのにも関わらず、
問題を解決する能力がないせいで、
事業をやめてしまう場合も多くあります。
「おいしいコーヒーを作る」
これは『守』での作業です。
おいしいコーヒーを作る方法、
つまり、良い焙煎をすることや、
良い淹れ方ができることが、
プロの技術だと思われがちですが、
おいしいコーヒーが作れるのは、
プロとしては最低限の技術であり、
プロを名乗る以上、当たり前の条件となります。
逆においしいコーヒーが作れないこと自体が、
プロとしてはおかしいという話なのです。
芸の道だけではなく、
どの道にも必ず型というものがあります。
まずは、繰り返し繰り返し、
型の稽古をしなければなりません。
表面的なものではなく、
繰り返していく中でしか気付けないものが、
本当のプロの技になります。
何を学ぶにしても、
どうせ学ぶのなら、
人並み以上はいきたいですし、
もし本気で極めようと思うのなら、
この『守』『破』『離』を、
経ていくしかありません。
コーヒーのプロを目指すなら、
おいしいコーヒーを作ることを目指してはいけません。
おいしいコーヒーを作ることは、
プロの道での過程でしかないのですから。
「学ぶ」の語源は「真似る」
何かを始めようと思ったときには、
自分でゼロから始めようとするのと、
先に初めている人からやり方を学ぶのとでは、
学ぶスピードが違います。
「学ぶ」の語源は「真似る」にあり、
学ぶときには、
まずは真似をすることから始めます。
真似もずっと続けていけば、
見えてくるものがあります。
人によっては、
真似はカッコ悪いと思うかもしれませんが、
無駄なことを考えすぎて、
何もできないのでは本末転倒です。
無い頭で効率的な方法を考えるよりも、
まずは全て真似をすることです。
考えてから動くのではなく、
動きながら考えるのが大切です。
学ぶ段階には、
『守』『破』『離』があります。
『守』では、言われたことをそのままに守り、
『破』では、基本を破り(応用し)、
『離』では、師から離れる(一人立ちする)。
これは物事を極めていくためには、
必ず通ることになる道です。
『守』の学びでは、
「真似る」ことを続けていくと、
真似ることにも、
頭を使って真似る必要があるとわかります。
「仕事とは見て盗むもの」
『守』の段階として、
学ぶことに受身の姿勢では、
人並みの成果しかついてきません。
能動的に学ぶことが大切であり、
教えてもらえないことは、
作業を見ていく中で盗むこと、
見て盗んだものを真似てみること。
これを繰り返し行っていく中で、
物事を見抜くセンスと、
真似るセンスが磨かれます。
ただ真似る、安易にコピーすることとは、
意味合いが違うことに気付かなければなりません。
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