過去の自分に伝える
過去の自分に伝える
久し振りにマツダミヒロさんのブログを発見。
マツダミヒロさんとはご縁で何度かお会いしていて、
毎回見るたびに成長著しい方で、
僕の中ではお会いするのが楽しみな方の一人です^^
そんなマツダミヒロさんのブログを読んでいるときに、
ふと考えさせられることがありました。
響くメッセージ
今僕がやっている仕事の原点が、
まさにここにありました。
「誰に何を伝えるのか?」
それは過去の自分に、
常に自分へのメッセージ、だと。
考えても見れば、
今僕がやっているお店や珈琲教室などは、
過去の僕が6年間コーヒーに悩み続けたことがきっかけです。
専門書を読んでもわからない、
プロに聞いてもわからない、
考えることに疲れ果てた辛い時期でした。
コーヒーのことを辞めようと思ったことは、
一度や2度ではありません。
珈琲店の支店長をしていても、
その程度の知識レベルしかありませんでした。
コーヒーの世界は奥が深いな…
なんて、わかったような在り来たりな言葉で、
自分の努力が足りないから、
センスがないから仕方ないと思い込んでいたんです。
でも、決してそうではありませんでした。
単純に、きちんとした技術や知識を持った人間に、
出会っていないだけだったんです。
今の自分なら、過去に抱いていた疑問には、
ほとんど答えてあげられるわけです。
過去に抱えていた疑問なんて、
決して難しいものではありませんでしたから。
学び始めの疑問なんて、そんなものです。
コーヒーに職人の世界がないとは言いませんが、
決して職人芸ばかりではありません。
コーヒーの味の要素は、
かなりしっかり体系付けられるものであり、
「こうすればこうなる」という知識、技術があります。
だからこそ知識、技術は教えていけるものであり、
継承していけるものなんです。
なぜそうなるのかには、
全て原因と結果があります。
その因果関係がわからないから、悩むわけです。
本当の意味でコーヒーの「奥深さ」は、
その因果関係を学んでから、その先にあるものです。
理屈では説明ができない感覚の世界になるから奥が深いというんです。
今のコーヒーは、必要以上に
「難しい」「奥が深い」「職人の世界だ」
と言われます。
だからこそ僕は、
「おいしいコーヒーを作るなんて簡単ですよ」
と、あなたに知ってもらいたいわけです。
傾向を知り、予測をし、実践する。
コーヒーを知るプロセスは楽しいんです。
僕なんてそれで人生が変わってしまったわけですから(笑)
それだけの魅力がコーヒーにはあります。
なので、
僕のように何年も悩む必要はありません。
無駄な通り道はしなくていいんです。
と、悩み続けていた過去の自分に言ってあげたい…。>>
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